自分は何も困っていないが、会社から参加するよう言われた。

　初回面談の時に、今のうちに生活習慣を改善したらリスクが減り脳卒中、心疾患を発症する危険が減少すると管理栄養士さんに教えてもらい、自分の今の生活や健康について見直すことは大切だと思った。

　1人暮らしで自炊はしない。コンビニやスーパー等ではこれまでカロリー表示や栄養バランスを気にせず、食べたいものを購入して満腹になるまで食べていた。野菜や魚は好きではないためほとんど食べていなかった。

　担当の管理栄養士さんが具体的にお弁当や食品の選び方について、イラストやパンフレット等で教えてくれて分かりやすかった。週に2回だけではあるが、魚が入った弁当を食べるようになった。体重も減ってきたので効果を実感し、面倒だった体重測定も毎日するようになった。

　運動もするように言われ、月に1回位はジムに行きトレーニングをするようになった。また、仕事をしている時には階段を使ってなるべく体を動かすようにした。自分の将来の健康を考えて今食生活を改善できたことは本当に良かった。最終面談の時血圧測定をしてもらったが、健診時高めだった血圧が下がっていたので嬉しかった。

特定保健指導の対象となった方は自分には必要ないと思わないで、せっかくなのでぜひ参加してみてください。管理栄養士や保健師の専門職から役に立つ話を聞くことができますし、行動変容のきっかけになり生活習慣病予防に繋がります。

　2年続けて特定保健指導の対象になった。来年こそは対象外になりたい。

　腹囲と中性脂肪が基準値より高く、喫煙していることでリスクがもう1つ増え「積極的支援」になったことを保健師から説明を受けた。
可能であればぜひ禁煙をするよう提案された。喫煙は単独でも血管を傷つけ動脈硬化を進行させ、心臓病、脳卒中の発症リスクは非喫煙者に比べて2～4倍以上であることを教えてもらい危機感が高まり「禁煙すること」を計画の一つとした。吸いたくなった時にはガムを噛んで我慢した。禁煙は健康上良いだけではなく、タバコ代がかからないという経済的な効果もあった。

　前回指導を受けた時に毎日30分のウォーキングを始めた。それが継続でき習慣となっているため今回は基礎代謝を高める筋力トレーニングにチャレンジすることを勧められた。ちょうど50才を過ぎて、筋肉量を増やして加齢と共に低下する基礎代謝を高めたい気持ちもあり、スクワットや腕立て伏せを少しずつ始めることを計画とした。

　食事面では、週末はコーラを飲みポテトチップス1袋を食べる習慣を改め、お茶と1日100kcal以下の量のお菓子を食べることを計画とした。

　積極的支援だったため、何度も保健師の介入があり励まされ適宜アドバイスももらいながら減量が進み、腹囲は基準値未満となった。禁煙も今のところは継続できている。この改善された状態を来年度の健診まで維持して、来年度こそは対象外となりたいと思っている。

　以前からダイエットを自分なりにしてきたが失敗ばかりで、体重が年々増えている。どうにかしたいと思った。

　面談時、管理栄養士さんに1日の食事内容と量を確認してもらった。炭水化物、揚げ物、肉類が多いことや野菜サラダにドレッシングをかけすぎていることがわかった。ドレッシングは種類によってはカロリーが高いものや塩分量が多い物があるため選ぶ時も注意するよう助言があった。大好きな間食は出来るだけ1日100kcal以内のものにするように言われた。自分が日々食べ過ぎていることがよくわかった。

　運動はしたくないので苦手であることを伝えると、一日の歩数をまず1000歩増やすことから始めるよう提案してもらった。何事にも親身になってアドバイスをしてもらいやる気がアップした。

　管理栄養士さんと話し合い日々自分が出来ることを計画とした。①夕食のご飯はおかわりしない②揚げ物を減らし、炒める、蒸す、ゆでる等にする③歩数を1000歩増やすの3つを実行した結果、3.5㎏も減量ができた。友達や子どもからも「痩せたね」と言われた。管理栄養士さんからは減量できたことを賞賛してくれた。今後も自分で引き続き頑張っていこうと思い担当の管理栄養士さんに感謝の気持ちでいっぱいになった。来年度の健診が今から楽しみである。